施工条件等
エックス線撮影にあたり、条件として撮影箇所の裏側へフィルムを貼る必要があります。これは絶対条件です。
床に関しては下から棒を伸縮させて当てることができます。
壁に関しては、テープで張り付けたり棒で突っ張り固定します。
そのほかに、撮影対象物の厚みが300mm以上の撮影はエックス線が透過しません。
透過しないとフィルムには何も映りません。
また、照射時は周辺に放射線が発生しますので、区画内は立ち入り禁止です。
施工方法紹介
1.事前準備を行います。調査位置の墨出しを行います。
2.調査位置の墨出しを行った後にフィルム側の特定を行います。
3.エックス線撮影を実施します。探査位置に指標リングを設置し、発生器を適切な位置に設置します。
裏面にフィルムを装着し照射を行います。
※第三者被ばくを避けるため、照射時に半径5m以内は立ち入り禁止(管理区域)となります。
(近くで作業をされている方がいる場合、退避をお願いします。)
4.フィルムの現像・探査結果の報告を行います。現地に罫書きを行うことも可能となっております。
5.片付け・清掃を行います。